とまとと tomatoto小さな村の小さなゲストハウス兼、エントランスが誕生しました。

©tomatoto

とまとと tomatoto

in hidaka village
Eat & Stay とまとと
村民と一緒にトマトを学ぶ!vol.3「トマト料理を作って、食べて楽しもう!」
おはなし けんきゅう 2023.10.20
0°
hidaka village

今までのとまけん部の研究で分かってきた「日高村で育ったトマトって、実はすごい!」ということ。それをもっと村民に知ってもらうため、食を通じた健康づくりを目指し高知県で活動するNPO法人食と健康を学ぶ会の皆さんと一緒に、3回に渡ってとまとの講座を開催しました!前回は「郷土料理とは何なのか」「日高村のトマトでどんな郷土料理が作れそうか」を考えました。今回は第2回で考えた『トマト料理を作って、食べて楽しむ会』の様子をお届けします。

本日の流れ1.あいさつ
2.今日の先生の自己紹介
3.郷土料理とトマトをざっくばらんに語る会の振り返り
4.トマト料理を作って、食べて楽しむ会
-トマトのおひたし
-トマトうどん
-じゃがいもの酢の物
5.みんなで試食!

今日の先生『新谷 美智』さん前回に引き続きRKC調理製菓専門学校の常任顧問で、土佐の郷土料理専門家の三谷英子さんに先生として来ていただきました!

みんなで考えたトマト料理を作ってみよう!前回の『郷土料理とトマトをざっくばらんに語る会』では、先生が試作してくださったトマトうどん、トマトのおひたし、丸ごとトマトマリネを食べながら日高村のトマトではどんな郷土料理が作れそうか考えました。tomato3_08.png
第3回は『トマト料理を作って、食べて楽しむ会』ということで、実際に先生と参加者の皆さんと一緒に、日高村の新たな郷土料理になりそうなトマト料理を作っていきます。メニューはトマトうどん、トマトのおひたし、おまけでじゃがいもの酢の物の3つ。tomato3_01.png
トマトのおひたしまずはトマトのおひたしから。トマトのヘタをくりぬき、頭の方に十字の切れ込みを入れて、沸騰したお湯に、くぐらせ、すぐに氷水で冷やします。温度を急激に変化させることで、皮がツルンとむけました。
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「いつも生で食べることが多いから、初めてトマトの皮をむいた」「日高村のフルーツトマトは皮が固いから、たしかにむいた方が食べやすいかもね〜」とお話ししながら、どんどん皮をむいていきます。
皮をむいたトマトを沸騰させただし汁で2分ほど茹でて、氷水で中まで冷やし、完成です!
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トマトうどん次に作るのはトマトうどん。まずはうどんのだしつゆを煮立たせて、そこにうどんを入れます。うどんがゆでれたら、まるごとトマトを入れて少し煮込みます。お椀に盛り付けたら完成!tomato3_11.png
じゃがいもの酢の物トマトが盛りだくさんだったので、おまけとして先生がじゃがいもの酢の物のレシピを持ってきてくださいました。作る前から「じゃがいもを酢の物にしたことはない」と、皆さん驚いている様子。
まずは、じゃがいもをどんどん千切りにしていきます。シャキシャキ食感をなるべく残すために、メークインのじゃがいもを使うことと、縦の繊維に沿って切るというのが大事なポイント!tomato3_03.png
切ったじゃがいもは水にさらした後、熱湯でさっと湯通し、冷水で洗ったらザルにあげて水をしっかりときります。ごま油・酢・しょうゆ・砂糖・ゆず果汁を混ぜてじゃがいもと、しらす、ネギとあえたら完成!
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みんなで作った料理を試食!トマトのおひたし、トマトうどん、じゃがいもの酢の物をみんなで試食します。tomato3_07.png
まずはトマトのおひたしから。トマトにだしが染み込んで、じゅわ〜と旨味がでてくるトマトのおひたし。「夏にも、冬にも食べたくなるメニューだ」と大好評でした。

次にいただくのは、じゃがいもの酢の物。珍しい料理に食べる前はドキドキでしが、食べた瞬間「これは孫たちもよろこびそう!」「じゃがいもだと思えないくらいシャキシャキでおいしい」とおいしさに驚いていました。

そして最後に食べるのがトマトうどん。トマトがだし汁に溶けるくらい、くずしてうどんと絡めて食べるのがおすすめです。「うどんの汁を飲み干しちゃうくらい、おいしい!」「だしにトマトが入ることで、甘くて毎日でも食べたい!」と口々にお話しされていました。
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どの料理もおいしくて大好評!日高村の村民はトマトを生で食べることが多いため、トマトを料理すること自体が新鮮でした。「このレシピを持って帰って家でも作ってみたい!」と、皆さんレシピを持って帰られていました。

今回、みんなで作ったトマト料理は日高村の郷土料理として申請をする予定です。村内だけでなく村外にも、おいしい日高村のトマトを郷土料理とともにどんどん広めていきましょう〜!
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