とまとと tomatoto小さな村の小さなゲストハウス兼、エントランスが誕生しました。

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とまとと tomatoto

in hidaka village
Eat & Stay とまとと
仁淀川で、水切り
その青さに癒されながら、子どもに戻れる遊び
  • 仁淀川

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hidaka village
土地面積に占める森林の割合を表す森林率、高知県は84%で日本一を誇る。そのおかげで、県内には清流と呼ばれる一級河川が多い。たとえば日高村を流れる仁淀川は、日本一の透明度だ。
この美しい仁淀川を楽しむべく、毎年8月に「仁淀川国際水切り大会」という、水切りの大会が開かれている。水切りとは、水面に向かって石を投げ、水面ではねさせる遊び。
この界隈では、子どもも大人も、川原でよく水切りをしている。
_O7P1396.jpgそんな、日高村の川遊びの定番である水切りを、村の人たちに混じってやってみた。

うまく水面ではねさせるには、フォームが大事なようだ(私はこれまであまりやったことがなかったのだ)。利き手で石を持ち、回転させるように川面に向かって投げる。
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最初は全然できなかったが、じょじょにコツが分かってきた。姿勢を低くして、川面に水平に石を投げる。

野球でいうと、スライダーを投げるような感じなのかしら。最初は全くできなかったが、じょじょにコツが分かってきた。姿勢を低くし、川面に対して水平に石を投げる。

そして、成功させるための重要なポイントが、石選びだということも分かった。
仁淀川の川原には、「五色石」と呼ばれる、この地域独特の地層から削られてできた石がいっぱい。その五色石の中でも、手のひらサイズの平らで極薄の石が最適なようだ。
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3時間ほど、スライダーを無心で投げ込んだら、なんとなくできるようになって来た。
コツをつかむと楽しい!
【体験・文=小野まいける(とまとと企画担当) 写真=宮川ヨシヒロ(フォトグラファー)】